コース概要

このコースでは、LIFERAYプラットフォーム上でアプリを効果的に構築するための基礎を学びます。ポートレット開発の基本や、LIFERAYプラットフォームをhook、拡張プラグイン、レイアウトテンプレート、そしてテーマでカスタマイズする方法も学びます。また、プラットフォームAPIを使うために必須の知識であるLIFERAYやService Builderのアーキテクチャも紹介します。そして、LIFERAY PORTAL 6.2からの新機能である、アプリケーションディスプレイテンプレートも学び、アプリケーションのディスプレイを管理者がカスタマイズできます。

詳細

コース受講後には、以下のようなLIFERAYがデフォルトで提供する機能に関しての理解を得られます。
  • LIFERAY Plugin SDKを使ってポートレットの構築
  • Java標準のポートレット
  • LIFERAYのサービスアーキテクチャ
  • Service Builderを使って、堅牢なサービス層を作成
  • ユーザ入力内容、持続性、フィードバック、ローカライゼーションを利用する、複雑なポートレットを作成
  • アプリケーションとLIFERAYの権限システムを連携
  • アプリケーションに、アプリケーションディスプレイテンプレートのサポートを追加
  • Hookを使った、ポータルのカスタマイズ
  • テーマの作成と機能
  • レイアウトテンプレートの作成と機能
  • 拡張プラグインを使って、ポータルを広範囲にわたって変更
  • 開発のベストプラクティス
  • Liferay Developer Studioの利用方法
  • LIFERAYのインスタンスにプロジェクトを展開

受講対象者: Javaやサーブレットの開発経験

コース形式: オンサイト

バージョン: 6.2

このコースは、LIFERAY PORTAL 6.1でも提供しています。

コースの項目

1日目
 

はじめに

  • LIFERAY Plugin SDKの紹介
  • Liferay Developer Studioのインストール
  • Space Programサイトのセッティング
  • LIFERAYコンセプトについて
ポートレットプラグインの開発
  • Java標準ポートレットの紹介
  • ポートレットとサーブレットの違い
  • Javaポートレットの仕様
  • ポートレットのライフサイクル
  • ポートレットライフサイクルの各フェーズ
  • ポートレットの性質
  • Java標準ポートレットの演習
  • ポートレットの設定
  • ポートレット間の通信
  • ポートレット間の通信方法
  • 公開描画パラメータ
  • イベント
  • ポートレットとWebアプリケーションフレームワーク
2日目
 

パーツ在庫ポートレットアプリケーションについて

  • デザイン手法
  • Service Builder用データモデルの設定
  • サービスと永続層の生成
  • LIFERAY MVCポートレットフレームワークの活用
  • LIFERAYの検索コンテナでデータを表示
  • ローカライゼーション、フィードバック、入力値の検証
  • LIFERAY権限の統合
  • コントロールパネルへカスタムポートレットを追加
3日目
 

LIFERAYのルック&フィール

  • アプリケーションディスプレイテンプレート
  • LIFERAYテーマとレイアウトテンプレートの概要
  • テーマとレイアウトの応用とベストプラクティス
Hookプラグイン
  • Postログインアクションの追加
  • スタートアップアクションの追加
  • 言語キーのカスタマイズ
  • LIFERAYコアのJSPファイルをカスタマイズ
  • サービスラッパーを使って、LIFERAYサービスの拡張
  • LIFERAYにサーブレットフィルターの追加
  • LIFERAYのStrutsアクションをカスタマイズ
拡張プラグイン
  • 拡張プラグインの概要
  • 拡張プラグイン – ポータルプロパティ
  • 拡張プラグイン – ポートレット設定
  • 拡張プラグインのベストプラクティス
Liferay Marketplace
  • Liferay Marketplaceの紹介
  • LIFERAYプラグインセキュリティ
応用トピックスとまとめ
  • LIFERAYでのWebサービス
  • LIFERAYにおけるSpringフレームワーク
  • 開発戦略
  • まとめ

PDFでダウンロード
(英語のみ)

PC仕様

  • 6GB以上のRAM
  • 5GB以上のハードディスク空きスペース
  • Windows x64、Mac OSX*、またはLinux*

* Mac OSXやLinuxでの参加者は、講師がこれらのOSに精通しているとは限らないため、OSに関する問題が発生した場合は、ご自分で処理できるようにしておいてください。

トレーニング仕様

  • 8GB以上のRAM

日本語でのオフィシャルトレーニングコースは、株式会社イージフが提供しています。トレーニングに関してご質問がある場合、株式会社イージフへメールまたは03-5771-1566までご連絡ください。