
インストール
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はじめに #
このガイドでは、Liferay Tomcat バンドルのセットアップと実行をお手伝いします。Liferay 初心者には Tomcat バンドルが 向いています。デモ以外の目的で Tomcat バンドルを使おうとしている場合は、ここで説明する手順をすませた後、データベースの設定と 7cogs サンプルデータの削除も行ってください! これは非常に重要なことです。行わなかった場合、データをすべて失う可能性があります。
システム要件 #
- ハードウェア - 1GB RAM
- Java 6 以降 (Linux または Mac の場合)。Windows ユーザは Java をインストールしておく必要はありません。JRE は同梱されています。
Java のインストール #
Ubuntu #
Linux ユーザは Java をインストールしておく必要があります。Ubuntu ユーザはターミナルで以下を入力すると簡単に Java をインストールすることができます。 sudo apt-get install sun-java6-jdk
他の Linux ディストリビューションを使っている場合は、お使いのシステムのパッケージマネージャで上記に相当するコマンドを探してください。
Mac OSX #
Apple Computer は独自バージョンの Java を供給しています。お使いの Mac に最新バージョンの Java が入っているか確認するには、「ソフトウェア・アップデート」の機能 (Apple メニューにあります) を使用します。
簡単な Liferay インストール手順 #
1) 使いたいバンドルを http://www.liferay.com/downloads/liferay-portal からダウンロードします。Tomcat バンドルがおすすめです。このガイドでも Tomcat バンドルについて説明しています。
2) パッケージを任意のディレクトリに展開します。
3) コマンドラインで以下を実行します。Open the command line and run:
Windows: C:/{directory}/liferay-{version}/tomcat-{version}/bincatalina.bat run
Linux/OSX: cd /{directory}/liferay-{version}/tomcat-{version}/bin./startup.sh }}}
Windows ユーザは、展開先のディレクトリで "startup.bat" をダブルクリックして実行することもできます。
4) Liferay が起動します。最近のコンピュータでも、30?60 秒以上かかる場合があります。
5) サーバのコンソールに以下のようなメッセージが表示されるとLiferayが立ち上がりました。
INFO: Server startup in 42950 ms
5) Liferayが立ち上がると、webブラウザがLiferayポータルで開かれます。もし立ち上がらない場合はwebブラウザからURLアドレス「http://localhost:8080」を開いてください。おめでとうございます、これで Liferayポータルが正常に起動しました!
次のステップ #
- データベースの設定
- メール通知の設定 (SMTP の設定を参照)
- 7Cogs サンプルデータの削除 (下記参照)
デフォルトのユーザ名とパスワード #
Liferay 5.2.x 以降、ポータルにサンプルデータが同梱されるようになりました。管理権限のあるユーザには以下の認証情報が設定されています。
- メールアドレス: bruno@7cogs.com
- パスワード: bruno
7Cogs サンプルデータ を削除した場合の、管理権限のあるユーザ:
- メールアドレス: test@liferay.com
- パスワード: test
Liferay 5.1.x までをお使いの場合の、管理権限のあるユーザ:
- メールアドレス: test@liferay.com
- パスワード: test ----
その他のドキュメンテーション #
インストールとセットアップオプションについてすべて調べるには、 公式ドキュメンテーションを確認してください。また、Liferay Portal の公式ドキュメンテーションである"Liferay Portal Administration Guide"も確認してください。
トラブルシューティング #
コンソール画面が文字化けする #
Liferayのバグのため、MS WindowsでLiferayを起動すると、開かれるコンソール画面の内容が文字化けします。この現象は
{tomcat-home}/bin/setenv.batの「set "JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Dfile.encoding=UTF8」のencodingをShift_JISに修正することで直りますが、インポート/エクスポートする場合にエラーになりますので注意してください。
Liferay が起動しない #
startup.bat をクリックしても Liferay が起動しない場合、Java を見つけられていない可能性があります。メモ帳でファイル {tomcat-home}/bin/setenv.bat を開き、JRE_HOME が Java のインストール先を指すように修正してください。修正後の setenv.bat は以下のようになります。
set "JRE_HOME=C:\Program Files\Java\jre6" set "JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Dfile.encoding=UTF8 -Duser.timezone=GMT -Xmx1024m -XX:MaxPermSize=256m"
これで動いたら、Java のインストールが正常に行えているか確認し直してください。
サポート #
- このガイドの説明でうまくいかない場合、フォーラムのInstallation / Deployment / Setupカテゴリを利用して、コミュニティによる無償のサポートが得られます。
- あなたの組織のために専門サポートを受けたい場合は、高度なサポートの受けられる Liferay Enterprise Editionの利用を検討してください。
関連リンク #
- データベースの設定 - データベースへの接続をセットアップするための最新の手順
- Custom Java Install - Windows ユーザで Liferay 同梱の JRE 以外を使う方法